この店を立ち上げる際にアメニティーとして「缶バッジ」を作りました。どうして「缶バッジ」にしたのか?それは以前から何度か書いていますので省きますが、どうしても「缶バッジ」を、そしてデザイン画を直接持って行きたくて福島県南相馬市にある自立研修施設「えんどう豆」さんに行ったのが2年前です。丁度震災から1年が過ぎた辺り…あの時観た風景、そして、去年観たとある地域の光景は、未だに自分の眼に焼き付いています。某所でオリンピックが開かれるとかで盛り上がるのは良いですが、本当にしなきゃいけない事って何ですかね?「○・○・○・な・し」、未だ目に見えない恐怖に怯え、それでも何とか日常を取り戻そうとしている、同じ日本に住む人に対して何もしないのに…なのであの言葉は正直好きになれませんし、それに便乗している何がしには大きな疑問を持っています。
さて、話を変えて…その缶バッジ同梱されている「ひまわりの種」、夏に収穫して予想以上に少なかったのでもう一収穫しようと思ったら、これまた予想以上に気温が下がるのが早くて花が咲かず遅れてしまった「ひまわりの種」を先日南相馬へ送りました。数日後、研修所所長の佐藤様からお礼の手紙と研修生の方が書いたイラストのクリアファイル、素敵なさをり織りのボールペンが。こういう気持ち、つながりこそが「○・○・○・な・し」の精神じゃないですか?
佐藤様、研修生の皆様、本当にありがとうございます。大切に使わせて頂きますね。
- 2013/12/25(水) 23:57:33|
- 店での事
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