20年来の親友がオーダーした、当店取り扱いブランド「knife *acoustic groove*」のスカルリング。素材はシルバー、目にはブラックオニキスと赤メノウを。
私がknife *acoustic groove*を知ったのは、かれこれ5年前。現在も新作が作られているHEATWAVEの山口 洋氏とのコラボレーションアイテム、「希望を載せて飛ぶ為の羽根」、その1号の存在を知り、それがどうしても欲しくなり、まずはどんなお店か検索、当時のknife *acoustic groove*のサイトのトップに貼ってあったのがこのスカルリングでした。その後掲載されている商品全てをチェック、個人的に好きな世界観を出しているアイテムが沢山あったのと、既に制作を終了していた「希望を載せて飛ぶ為の羽根1号」、もしかしたら店頭に在庫があるんじゃないか?と思い、出張の合間に代官山へ。東京に9年住んでいましたが、どうにも近づきがたかったオシャレな街…なので住んでいる時は一度も行けませんでしたが、仕事となると話は別です。そこでknife *acoustic groove*の中野氏と初対面。それから何度かお店に訪れたり、HEATWAVEのライブ会場でご挨拶をさせて頂き、遂には自分の店で取り扱う事になり現在に至ります。
さて、話を戻しますね。このリングをオーダーしてくれた大親友。彼はウチの店がリニューアルした2年前に大病を患いました。1年後、彼の血の滲むような努力と奥さんの支え、ほんの少しですが私を含めた友人の願いも通じ退院。まだ完治とは言えませんが、今も必死で頑張っています。
その彼がknifeの中野氏が記したこのスカルリングの記事を読んで感動し、今回注文してくれました。以下、彼が某所に書いた文章の一部を転載致します。
~knife *acoustic groove*のスカルリング
両の目が色の違う石なのには訳があり自らが病と闘い流した血潮とこれから生存すると云う意志がこもる…
「Knife」の 中野貴さんはこのリングが厳ついイメージではなく、争いや哀しみを憂う気持ちから出来たリングだと語っていたのを読んで、感動して注文した!
僕には、同じように病と闘い、血を流し、志半ばで倒れた仲間に捧げる鎮魂でもある...~
彼がこのリングを注文する際、この想いを聞いていました。中野氏には誰が注文したか(当店の1周年イベントで中野氏と面識あり)は話しましたが、詳細は伝えませんでした。理由は簡単、「詳細を伝える必要などなく、中野氏は全てを解ってくれる人だから。」です。
宝石、ジュエリーは値段ではありません。石、デザイン等を観て現在のアナタがどう感じたかです。薦められるままに無理して高いモノを持つ必要はありません。そうなると嫌な想いが残り自然と着けなくなります。
まずはご自身の感性を大事にしてジュエリーを選んでください。それが高いか?安いか?は他人が決めることでアナタには関係の無い事ですから。


彼の魂がこもったリング、エネルギーに満ち溢れています。
- 2014/04/21(月) 00:53:18|
- 素敵なお客様(ブライダル以外)
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